社長挨拶

Message
 

Domestic Innovationの創造

 
ジェイ・キャス株式会社(Japan Commuter Air Service)は、関西・中部国際空港と地方空港の間で未開拓の短距離路線網を構築し、新たな需要を喚起して各地域の活性化と地方創生を目指す航空会社です。

航空機でありながらJR並みの運賃を実現することで、気軽に国内外に出かけられる交通手段を提供します。そして、人々の交流の機会を増やすことで、地域の活性化と住みやすい日本を目指します。まずは、関西国際空港と富山空港間での就航を予定しています。

日本には、公共交通手段がJRしかないという地域が多く存在します。特に関西地域と北陸・山陰地域を結ぶ航空路線は整備されていません。

言うまでもなく、大手航空会社は採算の取れない地方路線は運航しません。その代わり子会社が地方路線を担っていますが、地元中心の路線展開に制限されているのが実情です。

ならば、 “自由な”航空会社を作ろう!”と思い立ったのが、ジェイ・キャス社でした。わずか1時間程度の飛行で、今まで往来しにくかった地域間で人々の交流の機会が増えれば、コロナで疲弊した地方もまた息を吹き返すはずです。

航空運送事業は世の中に必要なインフラでありながら、安全規制が厳しく、誰でも簡単に参入できる業種ではありません。私自身は21年間日本航空に勤めた後、スカイマークにヘッドハンティングされ、仲間とともに約16ヶ月という短期間で事業認可と運航許可を取得しました。初めて福岡に飛び立ったスカイマーク便の姿は、言葉では言い尽くせない感動とともに、今でも私の脳裏に刻まれています。

スカイマークを退職後の2001年には、航空専門のコンサルティング会社を設立しました。そこでは数社の新規航空会社(現株式会社ソラシドエア)の立ち上げのほか、航空機に関わる様々な技術支援、エアラインへのオペレーション、エンジニアリングに関するサポートを提供しています。

航空業界一筋に生きて40年以上経ちました。これまでに得た安全運航の深い知識、経営者としての手腕、誠実に築いてきた各界との人脈が、この新しいジェイ・キャス社の立ち上げの役に立つなら、これ以上嬉しいことはありません。


役者は揃いました。私を含め、航空会社の立ち上げを経験した精鋭ばかりです。この仲間となら、日本の空にまた一つ新しい翼を送り出すことができると信じています。

 
令和3年 4月 吉日
代表取締役  白根 清司